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事故のない会社を目指して日々会社の設備管理を行います

  • 2022.12.23|
  • 設備管理

■設備管理部とは
当社の設備管理部は、施設管理の仕事と設備管理の仕事の双方の業務が基本となっております。店舗を利用して頂くお客様に安心してご利用いただける空間・施設の提供と、現場で活躍して頂いている従業員の皆さんの環境改善、維持を継続してもらう為取組んでおります。そうした中、業務を進めるにあたり「仕事は1人では出来ない、チームで(皆で)行うもの」とした考えの中で、会社の環境維持及び、会社拡大に向け経営指示を遂行しております。
それでは、当社設備管理部業務内容について説明する前に、基本的業務について説明いたします。

■設備管理と施設管理とは
●施設管理とは
施設管理はビルマネジメントとも呼び、不動産内に入居する店舗対応や、建物における館内規則の作成、建物そのものの維持・管理のほか、投資・修繕計画の作成なども施設管理の仕事になります。本来はビルのオーナーが行う業務全般を代行して行い、建物を運営していくのが施設管理という仕事です。

●設備管理とは
設備管理はビルメンテナンスとも呼び、利用者が安全・快適に利用出来るための業務として、主に設備管理、清掃、警備にわかれています。一般的にビルメンテとは「設備管理」を指しているケースが多く、設備管理は建物のなかにある設備を点検・保守する役割を担う仕事となります。

まとめると施設管理は「経営が本来行う管理業務を代行する仕事」となり、一方の設備管理は建物に設置されている設備に関する保守・点検業務が主な仕事であり、業務範囲が異なって来ます。
施設管理は建物の運営を全般的に行いますが、設備管理が担当するのは設備の点検や保守となっており、新規出店対応や建物の維持・管理・修繕などには携わらい業務ですが、当社は全体としてそちらも関わります。
施設管理のほうが経営に近い立ち位置で業務を行うため、設備管理の上部管理となります。実際は直接経営が対応出来ないので、管理部門として施設管理が建物内の設備管理を指示していくことが一般的な流れです。
施設管理は経営からの指示や取引先等と確認の機会が多いことから、スーツを着て定常業務にあたるケースが多く、設備管理は点検・保守業務を主に受け持つことから作業着を着用した業務イメージが想像しやすいかと思います。
以上が施設管理と設備管理の一般的な業務についてですが、当社の設備管理は施設管理業務を基本として取組む中で、現場管理の一環として随時設備管理業務も加味した業務内容で取組んでおります。
したがって絶対にどちらか一方での定例業務だけではないので退屈する事はありません。

また、施設管理、設備管理の他に固定資産管理業務というものがあり、経理担当者であれば従事している業務かと思いますが、当社は経理部と連携し、各現場の固定資産の管理についてもチェック、確認等管理も行います。簡単に言うと固定資産管理とは、会社が所有する固定資産を正しく把握するという事で、固定資産とは以下のような内容になります。

●固定資産管理について
「1年以上使用できる資産」、「一定額以上の資産」、「販売目的ではない資産」等であり、固定資産は3つに分類されますが、主に「有形固定資産」を中心に経理部と連携しつつ管理しております。その他の固定資産とは、「無形固定資産」、「投資その他の資産」があります。
その中で固定資産管理とは、実態ベースでなければならないため、固定資産管理台帳で現物管理を基本として行なっております。現品管理とは、固定資産はもちろん、社内で使用されている物品の配置場所や使用状況を把握する事です。また、リース資産がある場合はリース物件管理も行なう事になります。

この様に、当社の設備管理部は、施設管理(マネージメント)、設備管理(メンテンナンス)、経理上での管理台帳と現場との把握といった業務を行なう部門として取組んでおります。

それでは、設備管理部の業務内容の一例(入社初期段階)について簡単ですが、説明致します。

●現場業務として
基本となる仕事内容とは、設備を効率的に活用するための管理となります。
簡単に言えば店舗、施設、事務所等の建物に使用されている設備の維持管理を行い、お客様、従業員の皆さんに気持よく使ってもらう為の維持管理となります。
その仕事は多岐にわたり、設備の点検はもちろんのこと、機械の動作確認や劣化の診断を行い、必要とあればメンテナンスや部品の交換、清掃など、設備の維持管理に関する作業全般を行います。
また、扱う設備も実にさまざまで、生活に欠かせない電気や水道系統の設備から、冷暖房といった空調設備、貯水槽やポンプといった排水設備、さらにはエレベーターや自動ドアなどの機械設備に防災設備など、実に多くあります。

●1日の流れ
設備点検が中心で、夜間対応は改修や改善等の実施、また有事の際にすぐ連携が取れるようにしておく事も必要です。

【日勤】9:00~18:00(実働時間8時間・休憩1時間)の例
①出社 朝礼後、当日のスケジュール確認、MTG
②各種設備の点検や、連絡があればその箇所の点検・修理
③状況で対応可能箇所を修理
④昼食・休憩
⑤各種設備の点検や打ち合わせ
⑥上長へ提出する資料を作成等
⑦退社

【夜関対応時】16:00~25:00(実働時間8時間・休憩1時間)の例
①出社 当日のスケジュール確認、MTG
②対応案件の作業工程の確認、チェック
③案件対応(施行会社対応立会等)、夜間の設備機器の巡回点検を行う
④食事・休憩
⑤通常確認出来ない設備機器のチェック、改修
⑥案件対応での最終設備機器の巡回点検を行う
⑦翌日上長への業務報告資料作成
⑧退社

経験がなくてもやる気があればチャレンジ出来る仕事の設備管理となりますが、やりがいと大変さについてお話しておきます。

●やりがい
①専門性が身に付く
設備点検には専門的な知識が必要となってくる場合があります。仕事上必要な知識を身につけられるのはもちろんのこと、それ合せ資格を取得する事で、設備管理以外の職にも役立たせることが可能となります。

②成長の実感、経験値向上
経験を積んで知識を得る事で、部品の名前やどのような仕組みで機械が動いているか、などが理解できるようなり、自身の対応範囲が広がり、モチベーションの向上につながります。

③人から感謝される
設備の点検・保守が基本業務ですが、緊急時の修理等も業務にあり、機械の緊急停止や、設備が機能停止等で、お客様にご迷惑をかける事や、従業員が困ってしまう事もあります。しかしその故障等の事象を復旧出来た時は、自身の仕事に対しての意義や達成感を味わえると思います。また、時にはその場で感謝されることも多く、人のためになる仕事をしたいと思う方はやりがいのある仕事と思います。

④人々の日常を支えている
設備管理は、各種設備や機械の「通常通り」が、理想の状態で、それを維持させる為に日々管理をすることがメインの業務となります。そのため、毎日何かしらの変化を求めるのではなく、常に安定した管理運営で日常を支えている業務となります。設備管理は「何も変わらない」「いつも通り」がベストとであることを忘れず、コツコツと作業に取組める事が重要です。

●苦労・大変さ
①責任を持って業務遂行
自身の業務に責任をもつことは社会人として当たりまえですが、施設・工場等の機械設備・建物設備の不備で大きな事故に繋がる事もある事があります。

②実務経験での勉強
経験がなくてもチャレンジできる仕事ですが、業務の中には資格の取得も必要になる事もあります。そのような場合、働きながら資格取得の勉強が必要になり、両立する事に苦労する事もあります。しかし全て自身の財産になって行く事も忘れずに。

●向いている人として
①人と関わることが好きな方
業務は点検・保守ですが、問い合わせ対応や打ち合わせなど、必ず人と関わり、コミュニケーションをとる事はたくさんあります。そのため、人と話すことが好きな方等はある意味向いているかと思います。

②機械いじりが好き
電気、空調、機械設備等様々設備をメンテ・チェックすることになります。また、故障などが起こった際には、復旧などで機械を直接触ることもあり、機械いじりが好きな人や、DIYに興味がある人は、これまでの経験や興味を活かして楽しんで仕事ができる環境と思います。

③気遣いができる人
建物・設備には多くの人が携わっています。チェックを実施出来ても、部品が無ければ復旧はできません、スムーズに業務を進行させるためには、コミュニケーションの充実、また相手の立場に立って物事を考え、行動出来る事が出来る人が向いております。

④向上心がある人
専門性が問われる場面も多々あり、スキルを取得したい人や、資格を取得したい人には向いていると思います。そのためには仕事と勉強両立させることも重要であり、向上心を常に持ち取組める人が良いです。

最後になりますが当社は、「感謝」「和顔」(わげん)「誠実」を社是に、新しい時代へ向け柔軟な発想と、とらわれない経営戦略で、創業明治18年より今日に至ります。老舗の暖簾を守ると共に、常に改革を忘れず、新たな発想、創造にて、その先の未来へ挑戦し、今後も進化を続けられる会社を目指します。
その為には皆さんの力が必ず必要ですので、一緒にその先の未来に向かい歩んで行きましょう!

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