会社がよりよく活動できる仕組みづくり
- 2022.12.20|
- システムデザイン
【2025年6月13日更新】
システムデザイン(SD)部とは、他の会社ではあまり聞かない部門名です。システムとは、コンピューターシステムなどのことではなく、会社全体がより良く活動できるための仕組みをシステムと呼びます。
そのため、システムデザイン部は、荻野屋全体が常により良い方向へ進んでいけるように、荻野屋全体を通じて様々な企画や施策を立案(デザイン)し、実行していきます。
荻野屋のミッションは「思い出作りのお手伝い」を掲げています。日夜荻野屋をご利用いただくお客様に楽しんで、喜んでいただけるように活動しています。
このミッションを実現していくにあたり、システムデザイン部は荻野屋の他の部門が行っていないことを統括して、行動しています。
お客様に荻野屋をご利用いただき、楽しい「思い出」となるような体験をしていただくには、「お客様に荻野屋を知っていただき、実際にご利用をしていただき、再来店したいと思って頂く」ことが必要です。このお客様の行動を一連のシステムとして捉え、デザインすることが仕事です。
たとえば、「お客様に荻野屋を知っていただく」ということに関しては、広報業務・WEBサイト管理・SNS投稿を中心に行っております。
荻野屋を知らないお客様は、荻野屋をご利用頂く機会は少なくなります。
誰しも「知らない」店舗を選択することへは自然と抵抗感があるからです。SD部では情報発信を積極的に行い、お客様が荻野屋を知る機会を作り出しています。
荻野屋は歴史も長く、峠の釜めしの知名度も高いことから、年間通じて様々なメディアから取材の依頼が多数きます。広報業務は、荻野屋の正式な情報を外部に知っていただくために、情報の統一性・一貫性を保つために行います。そのため、取材の対応や公開される内容のチェックを中心に行っております。またWEBサイトは荻野屋の情報を発信する上で重要なツールとなります。実際に大勢のお客様が荻野屋のWEBサイトを閲覧しています。WEBサイトで公開されている情報と実際の内容が異なっていると、お客様からお叱りを受け企業の信頼度の低下につながりますのでWEBサイトは常に正確な情報を発信できるように管理をしています。
またシステムデザイン部ではPOPやメニュー表、新商品のパッケージデザインなど「デザイン業務」も担当しています。これはご来店いただいたお客様に、商品の魅力を伝えて興味を持ち購入したいと思って頂けるように業務に取り組んでいます。
どのような掲示物を作るのかから考え、商品撮影からビジュアルデザインの作成、大判プリンターを使用した印刷など、一連の業務を全て自社内で行います。販売現場のスタッフが、接客に専念しお客様に商品の魅力を伝えやすくするためのアシスタント的な役割として活動しています。
またSD部では、漫画・アニメ(IP)とのコラボ企画や新商品開発など新しい企画を立案し、話題作りにも努めています。このような新しい企画はお客様の話題性を高め、荻野屋への興味を持って頂くことが目的です。最終的には売上の獲得につなげていくことが大前提ですが、IPとのコラボ企画を通じて荻野屋を知らないお客様に、それをきっかけに荻野屋を知って頂くことへ取り組んでいます。
「荻野屋」や「峠の釜めし」は長い歴史の中で全国的な知名度を獲得しました。しかし時代の変遷とともに消費者は常に変化しています。「荻野屋」や「峠の釜めし」の知名度は何もしなければ低下していくと考えています。知名度がなければ、お客様の利用もありません。システムデザイン部はお客様の認知からリピートまでのシステムをデザインしています。